イースターおめでとうございます。
私たちの罪のために十字架につけられ、苦しみの末に死んだイエス・キリストが3日目によみがえった。そのことを祝う日である。
それまで、天国に行く資格を持ち得なかった私たち。イエスを信じるだけで天国行きの切符を手にし、永遠の命を得られるようになったのだ。
最近は、ネズミのキャラクターでお馴染みの某テーマパークでもイースターのイベントが行われるそう。朝のテレビ番組でも可愛いイースター菓子の特集をやっていた。
多くの人がイースターを知るようになったんだと思う一方、その意味についても、もっと知ってもらわねばと思う。
さて、この春、福岡聖書教会(FBC)には大きな変化が訪れた。
立ち上げから携わっていた井之上先生が主任牧師を退任。福岡の地を離れたのだ。
いつもニコニコしていて、それでいて子どもから大人まで一人一人の話に、真摯に耳を傾けていた。
真面目ながらユーモラスであり、愛に溢れている。若者の提案にも「いいね」と乗ってくれる。そんな牧師先生である。
2010年からの13年間ということもあり、みんな感慨深いものがあるようだ。FBCで救われた人も少なくない中、先日あった感謝会では感極まって涙を流す人が続出していた。
私個人としては、2020年の秋ごろからFBCに集っている。
10数年前に亡くなった、牧師をしていた私の父のことを井之上先生は覚えてくださっていた。
そのことが、転勤で縁もゆかりもないこの街に来た私を安心させたのであった。
その後も、毎週は気軽に声をかけてくださっていた。
なんとなく、そのことが当たり前になっていたし、そんな日常の「終わり」を意識することはあまりなかった。
しかし、神さまはこの世に時間という概念をつくられた。この世のものに永遠はなく、物事にはいつか終わりが来るようになっている。
寂しくはあるけれど、神さまはそのご計画の中でさまざまなステージが用意されている。
新たに主任牧師に香川先生が着任し、FBCはいわば「ネクストステージ」に入ったのだ。
イエス・キリストを信じる者として、いつか御国で永遠に生きることを楽しみにしつつ、教会がこの世を照らす灯台としてますます用いられますように。
そう祈る、快晴のイースターであった。
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